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村上春樹氏 新作で南京大虐殺を認める 歴史に直面と中国人民網が報じる

j.people.com.cn

まったく、あきれたものである。

まさか、中国の報道で村上春樹の新作の内容を知らされるとは思わなかったが、人民網が画像付きで見せている村上春樹新作「騎士団長殺し」のその南京虐殺事件についての言及部分の文章は緩みきっている。

 

 それもそのはず、村上春樹には、南京虐殺なるものの、その虐殺が何の武器による殺戮かの考察もなければ、「虐殺」と事もなげに言う「虐殺」は、ではなぜ「東京大空襲」は、「虐殺」ではなく、「空襲」であり、「原爆」は「投下」であって、「虐殺」でないかの考察ははじめから問題にされていない。

 

 また、村上春樹は「ねじ巻き鳥クロニクル」で、ノモンハン事件の「皮剥ぎ刑」をグロテスクに描写して、芸術風な施しをしてみせたが、では、なぜ、「南京虐殺」はとりげても、「通州事件」の残酷性は問題にしないでいられるのか、満州樺太からの引き上げの婦女子が、ソ連兵、朝鮮人から、受けた残虐無残は村上春樹には、なぜスルーされるのかがわからないのである。

 

 カート・ボネガットの場合、戦争の一局面がモチーフになっても、それは、ドレスデン空爆ボネガット本人が体験したという衝撃の心情に裏打ちされていた。

 

 しかし、村上春樹の「南京大虐殺」とは、書物の伝聞だけに基づいて、無批判に継承して、検証を許さないという立場に、あろうことか村上春樹は立っているのである。

 

 よもや村上春樹がこれほど、ひどい作家だとは思ってもみなかった。

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