大東亜戦争と日本の戦後 朝日新聞の日本民衆殺しと日本国破壊計画

ソ連コミンテルンは、長年、被圧迫民族を米英から解放することを綱領としてきた。この綱領は、日本の大東亜戦争の戦争目的とぴったりと同じである。

 私が中国、北朝鮮一党独裁を批判し、ロシア、韓国の現状を強く否定するからと言って、大東亜戦争を肯定するわけではない。かといって、大東亜戦争が侵略だというわけではない。

 大東亜戦争とは、日本、アメリカ、ソ連共産主義者による合作の、日本民衆絶滅戦だった。中国民衆を殺したのは、日本軍ではない。蒋介石の部下と、毛沢東共産党である。

 ソ連人のかかげた理想と、日本人の大東亜戦争でかかげた理想は同じだったのである。

 

 ヒトラーユダヤ憎悪は、人種憎悪よりも、まず先にユダヤ人財閥への憎悪からはじまり、人種差別は後付けの理論である。その証拠に、ユダヤ人に財閥がいなければ、ユダヤ人種憎悪が起こるはずがなかった。

 ヒトラーもまた、間違いなく、大金持ち嫌いがその心底にあることで、レーニン、と一致して、だがしかし、金持ち嫌いにして、スターリン鈴木宗男のような栄華権力志向なのである。

 こういう人間にだまされて使われ、死刑になるのは、尾崎秀実のような純真な人間だ。

 

 日本の新右翼ユダヤ国際金融資本批判が、どこか知的遊びの範囲をでることがなく、憎悪にまで行き着かないのは、ユダヤ人財閥を実際には、現に見てはいないからである。それに実際にどう倒していいかも見当がつくまい。それに比べて日本の右翼の韓国批判は、財力への嫉妬というより、中層政治活動家(新聞記者、大学教授、市民活動家)の姑息な論法への嫌悪感が大きい。これは、結構、びしびし批判はできる。

 ユダヤ国際資本など、批判しようにも実際には雲をつかむような話である。

 死ぬまで言ってろーってなもんだ。

 

 レーニンは、戦争から革命へ、という戦術を、資本主義日本とアメリカのコミンテルンのスパイに授けるためには、当然、この戦略を共産党員に公開しなければならなかった。あまり秘匿しすぎると、誰にも伝わらないのだから。

 しかし、尾崎秀実は、日本の特別高等警察に捕まるまで、妻にも、一切自分のやろうとしている、「日本人に地獄の戦争をさせて、その後に革命をしようとしていることは明かさなかった。」革命のために、日本の民衆を死地に追いやった以上、その罪を自分が負って、死ねばいいんだろうという覚悟だった、というのは有名。

 

 近衛内閣の最高政治指導部である「朝飯会」のメンバーは、「蝋山政道、平貞蔵、佐々弘雄笠信太郎、渡辺佐平、西園寺公一きんかず、尾崎秀実、そして、官房長官格が、風見章。風見は後の日本ソ連友好協会の会長。社会党顧問として、のうのうと寿命をまっとう、卑劣な奴である。

 近衛体制を支える官僚は、「企画院」で、その主要キャリア官僚は、和田博雄、奥山貞二郎、正木千冬、八木沢善次、勝間田清一、井口東輔、和田耕作、小沢正元、稲葉秀三、佐多忠隆、、柴寛、大原豊、沢井武保、玉城肇、岡倉古志郎、川崎巳三郎、直井武夫、こいつらが、日本の永久の計画経済体制を画策した計画経済の信奉者たち、すなわち、自由主義アメリカの否定と親ソ連派の悪魔たちである。

 韓国では、親日派が摘発されるが、わが日本では、戦後ジャーナリスト自身の師匠格の人物が、実は左翼反米の戦争推進者なのだから、「親ソにして戦争屋のこれら戦前日本の指導的立場にいた者を、摘発するわけがない。

 

 彼ら戦争推進者たちの7割は、戦後、親中国共産党、親ソとなって、良心的知識人として、幸せな一生を終えた。

 右翼はむしろ、主役からおろされていた。

 

和田耕作と小沢正元は、尾崎秀実の推薦。

 

昭和研究会で上記とだぶっていない者

大西齋、堀江邑一、橘すなき、大山岩雄、溝口岩夫、増田豊彦、牛場友彦、三木清

 

蝋山政道は、民主社会主義の提唱者で、なんのことはない、社会主義である。

1934年に近衛に同行して訪米するほど、近衛と近い。

戦前、社会大衆党無産政党などの、貧困者の立場に立つ政党に親近性を示す。青年時代の師は吉野作造

 「立憲独裁」を1930年代に提唱したことがある。

 

よって、筋金入りの自由主義者とは、到底言えない。

 

平貞蔵は、東大新人会出身 東大新人会は東大親ソの牙城であった。

佐々弘雄も、東大新人会の時の平貞蔵の仲間。

九州帝大教授の時に、共産主義者とうたがわれて、辞職に追い込まれている。

風見章の推薦で、朝日新聞に入社。

血盟団の四元義隆と親密。四元を近衛に紹介して、四元は1941年に近衛の秘書になる。

 

ゾルゲ事件の発覚の際、尾崎秀実関連文書を焼却して、証拠隠滅。

 特に注目すべきは、佐々が書いた1934年の「強力政治の将来」は、佐々、近衛ら文民が軍人をひきずって戦争しようとしたのではないか、という疑いを持たせる。もちろん、これ、読んではいませんよ、だけど、「強力政治」ってなんですか。

 しかも、朝日新聞共産主義者、尾崎秀実の同僚の佐々弘雄が、戦争をあおった尾崎の証拠を隠滅して、その佐々が「強力政治」とは・・・つまり、強力に対米戦争を推進して、資本主義アメリカに突っ込んでいけ、日本人よ、みんな死んでしまえ、ということ。

 

笠信太郎は、マルクス主義者、親ソの大内兵衛の昵懇の後輩。

国家総動員法推進と大政翼賛会創設の張本人の一人だが、戦後は「平和」と善良の朝日新聞社長に就任。

 

 自由主義市場経済否定。計画経済、すなわち、ソ連型経済に移行しようとした。

 

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