大英帝国のロイド・ジョージと河上肇

日本の共産主義者の祖と言ってもいい河上肇は、大英帝国ロイド・ジョージを称賛してやまなかった。

 苦学力行、不撓不屈であり、」貧困庶民の味方であった所以を河上肇は「貧乏物語」の中で縷々説明している。

 しかし、奇妙なことにわれわれは気づく。

 日本に左翼は、なぜ、韓国、北朝鮮、中国の中に苦学力行、不撓不屈にして、道義的な政治家をただのひとりも紹介できないのか。