南京事件の基礎認識 村上春樹は勉強不足。

1937年12月朝、日本軍が南京市に接近すると、百万の住民の半数以上と、南京安全区国際委員会を除く中立国人は市外へ避難した。約5万の残留軍以外の中国軍は撤退した。12月12日夜日本軍が南門に迫ると、中国軍は北門と西門から市外へ遁走したり、武器と軍服を放棄し安全区に避難した。12月13日朝の日本軍入城の際、全抵抗は止まっていた。目撃者によると、日本兵は市内で男女子供を無差別に殺害し、強姦・掠奪・放火を行った。

  • 日本占領後2、3日の間に、1万2千人の中国人の非戦闘員が死亡した。
  • 占領後の最初の一カ月間で約2万件の強姦事件が発生した。犠牲者や家族が反抗すると殺された。幼い少女と老女さえも強姦され、アブノーマル加虐性欲による強姦事例が多数あった。多くの女性が強姦後に殺され、遺体は切断された。
  • 日本兵は、欲しいものは全て掠奪した。目撃者によれば、一般人を呼び止め、価値あるものを所持していないと射殺された。多くの住宅や店が掠奪され、トラックで運び去られた。
  • 日本兵は店舗や倉庫を掠奪後、放火した。商店街太平路、商業区域、一般人の住宅を兵は焼き払った。 放火は六週間続き、全市の約三分の一が破壊された。
  • 中国兵が軍服を脱ぎ捨てて住民の中に混りこんだという言い訳で、組織的な大量殺戮が行われた。
  • 中国の一般人は城外へ連行され、機関銃と銃剣で殺害された。徴兵年齢にあった中国人男性の被害者は2万人以上。
  • 南京の周囲200中国(66マイル、約1万km)以内の部落は、同じような暴行を受けた。
  • 避難民5万7千人以上が収容され、収容中に飢餓と拷問で多数が死亡した。生残った者の多くは、機関銃と銃剣で殺された。
  • 降伏した中国兵は72時間内に揚子江岸で機関銃掃射で射殺された。捕虜3万人以上が殺された。裁判の真似事さえ行われず虐殺された。
  • 日本軍が占領してから最初の六週間に、南京とその周辺で殺害された一般人と捕虜の総数は20万以上。埋葬隊記録では155,000体だが、これは焼き棄てられた死体や、揚子江に投げこまれた死体を計算に入れていない。

以上の記述が南京大逆説の基本主張になっているのだが、数々の疑念が生じる要素が多々あり、論争が絶えない。

 1.戦後の日本共産党社会党日米安保条約に反対するため、国民に「軍への基本的反感」を植え付けるために、最大限、日本軍が悪逆非道だったと言いたい理由があったことはたしかであった。

 2.一方、冷静になって考えてみると、日本軍将兵とは、とりもなおさず、日本の家族の父であり、息子であるわけで、果たして、本当に日本人が、いかに戦場といえ、そこまで大規模な卑劣非道な行動をとったろうか、という疑問が出てきた。

 3.また、戦後、年が経過するに連れて、台湾の人々が蒋介石国民党に大量虐殺されるという出来事が起こり、なおかつ、台湾の人々が予想以上に日本に親しみを持っていることがわかってきたことから、「南京大虐殺」とは、むしろ、中国人兵士の民衆に対して行った暴虐ではないのか、という疑問の生じてきた。

 さらには、日常犯罪の中国人の残虐性も明るみにでてきた。

 4.また、年数が経つに連れて出てきた当時の写真が、予想以上に、南京占領下、民衆と日本軍兵士が和気藹々と語らっている様子が活写されているので、いよいよ、不思議、不可解な印象を残すことになった。

 5.これに輪をかけて問題を混乱させたのは、こうした問題の告発はとかく「誇張されがちで、あまりにもひどい誇張は、そのひどい誇張への反論に焦点が移り、真実の確定を難しくしてい面がある。

 中国のチベット、ウィグルの残虐な弾圧、天安門事件の悲惨を思い合わすと、果たして日本兵がやったのか、中国兵自身の犯罪か、非常に怪しいと世界中の疑いの目が向けられたことが、また、彼らの中韓在米人の慰安婦強調協力につながっているという面もある。

 6.日本の左翼の場合、「自衛戦争」も含めてすべての戦争を否定してしまうことが、もっとも安保条約廃棄世論を形成することに有効であることから、戦争の悲惨を強調したいがゆえ、真相追求などどうでもいいから、日本軍は非道無残だと決めてしまいたいという欲求があることは否定しがたい。

 日本共産党国会議員小池氏は、日本軍のせいで、アジア人3000万人が犠牲になったと途方もない数字をあげて戦争の悲惨を強調して、日本の先進国並の国防整備に反対し続けている。

 ※ただ、残虐行為が無かったということと、シナでの南京占領作戦が正しいかどうかは、話は別である。

満州楽土を防衛死守することに徹して、北はソ連、南はシナ人ににらみをきかせていれば、日米戦争はなく、ソ連による樺太北方領土侵略もなく、シベリヤ抑留の悲惨、満州引き上げの婦女子の惨苦もない。中国共産党も、狂気の反日北朝鮮、韓国両国も存在していない。左翼の15年戦争区分はまったく、でたらめ。満州までは正しい。

村上春樹はこの討論を見ろといいたい。  満州にとどまろうとしたのは、石原莞爾だったが、陸軍反英米派と平泉澄きよしが日本人を地獄に陥れた。世論を引きずり込んだのは、朝日新聞尾崎秀実笠信太郎である  また、鳴霞さんの「日本軍はロシアの侵略から満州を守ろうとしたは、私の年来の見方に一致する。感謝したい。

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温情を持って接する日本軍

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