2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

人権派は、亡くなった被害者を徹底的に無視し、殺人者を捕縛し、死刑に処する社会に異を唱える

2017年5月24日、「昭和49年から翌年にかけて三菱重工の本社などを連続爆破して、罪のない生活者の生命を多数奪った殺人者大道寺将司死刑囚が、多発性骨髄腫のため東京拘置所で死亡した。 これについて、作家の辺見庸は、同年5月28日のブログに、…

学校からいじめを無くす根本的方法は何か。道徳教育の復活とマルクス主義の壊滅こそ、必要

学校からいじめを無くすには、学校教育の当事者である教師たちから、マルクス主義を一掃することなしに決していじめは防止できないし、また、いじめの萌芽に断固とした確信的対処も教育もできない。 マルクス主義とは、道徳不信の哲学であり、 教師が創価学…

自由と道徳 民主主義と道徳

では、バークが自由の条件としてあげた「美徳ある自由」の「美徳」すなわち「道徳」とは、日本においてどのように息づいてきて、現代、失われつつあるのだろうか。そして、教師たちに民進党、共産党議員たちは、子どもに道徳教育をするな、と言っている、そ…

ハロルド・ラスキ「近代国家における自由」にミスリードされた日本人の自由観

日本共産党員、社会党員の巣窟だった岩波書店は、1951年、ハロルド・ラスキの「近代国家における自由」を岩波文庫で出版。 以来、日本の学生は、皆、「自由」をこの本で間違えて覚え込んでしまった。 ハロルド・ラスキは、「アメリカン・デモクラシー」…

新植民地主義に狂奔する韓日左翼

新植民地主義に狂奔する左翼 「制裁論を超えて」という本を読むと、現在の左翼が何を好んで読んでいるかがわかる。 それぞれに、その好む理由が記されている。 1.拉致異論 太田昌国著 2003太田出版 当時法政大学講師で、反差別国際運動事務局次長、グ…

自由の本当の意味とは。そして、自由と平等は両立しない事を理解できない日本人

保守主義とは、反日と愛国日本、日本国益の対立の問題ではなく、「自由主義」と「反差別」「平等主義思想」との激しい政治思想闘争の問題である。 この問題が意識された前提での自分自身の暮らす国の国益重視を考えるのが、当然の感覚なのであって、まず「自…

戦後日本左翼の源流 極左からエコロジストへの変態

宮部彰2012年時点で59歳。2017年には、64歳。 緑の党 副運営委員長 緑の党は2012年7月28日結成され、 反原発、反増税、反TPPを掲げた。 なお、2013年には、緑の党グリーンズジャパンと党名変更。どうしたわけか、左翼というのは、と…

朴裕河著 帝国の慰安婦 書評 1

朴裕河パクユハ著 「帝国の慰安婦」2014年11月30日 痛恨の歴史は、各国にある。いたましい暮らしを送り、つらい人生を生き抜いた人々の歴史は、どの国の国民にもある。 韓国人ばかりが辛いのではないが、韓国人には、なにやら、世界で最も辛い過酷な…

テロ等準備罪と日本人共産主義者の残虐性

日本共産党と中核派、革マル派の暴力性 中核派と革マル派の考えの本質 革マル派の基本的発想 森茂「現代革命の条件」革マル派1969年 「既成の国家権力を打倒していくことにおいて決定的に重要なことは、その主体の革命的組織化であり、ソビエトの強固な…

左翼といわれると、怒るけれど若い頃は左翼「党派」だった人たち

日本には、次のようなマルクス主義者がいる。 かつてはソ連に指導されていたが、現在は、断固たるソ連の歴史批判派で、中国、キューバ、ベトナム共産党に仲閒意識を持つ日本共産党 北朝鮮ともっとも融和的であり続けた社会党出身の左翼 日本共産党の血のメー…

左翼といわれると、怒るけれど若い頃は左翼「党派」だった人たち

日本には、次のようなマルクス主義者がいる。 かつてはソ連に指導されていたが、現在は、断固たるソ連の歴史批判派で、中国、キューバ、ベトナム共産党に仲閒意識を持つ日本共産党 北朝鮮ともっとも融和的であり続けた社会党出身の左翼 日本共産党の血のメー…

テロ等準備罪と左翼思想の残虐性と暴力性

日本人社会主義者のテロリズムの危険性、残虐性の本質 1968年から1969年にかけて台頭した大学卒業生出身の共産主義思想党派に属する暴力行動を伴う活動家は1969年時点で5万3千5百人いたとされる。 当時20代だった彼ら5万人の暴力を辞さな…

反米保守、反国際金融資本思想は、必然的に反米左翼と合体する

アメリカの建国は1776年の独立宣言ではなく、1787年9月の憲法制定 1788年11邦憲法批准 1789年「米国」統一国家誕生 独立の思想と憲法の思想はまったく違うもの。 憲法の思想、意図に着目しなければ米国の深層は理解できない。 アレグザン…

韓国の極左政権誕生は、日本にとって最高の贈り物。

共産主義一党独裁政権ではない議会制民主主義国家で左翼政権が誕生すると、どういうバカをやらかすか、まず韓国が見本を見せてくれることになりそうだ。 にほんブログ村

憲法9条の基礎知識 憲法改正高市早苗試案

自民党の高市早苗が平成17年に出した憲法改正高市早苗試案 「日本国憲法は国防軍を保持する。 国防軍の組織および運用は、法律でこれを定める」 山谷えり子が、自民党議員として民主党政府時代に議員立法提案したが審議されなかった法案 「自衛隊法を改正…

「表現の自由を脅かすもの」著者ジョナサン・ローチ書評 2

「言論の自由の原理」は、女性、黒人、は知的世界、科学の世界に近づくことを長らく拒否されてきた。が、いまや、そういう事はない。 真相を暴こうと名乗り出る人たちを「レイシスト」「差別主義者」と罵倒することは、科学を政治的圧力に置き換えようとする…

「表現の自由を脅かすもの」著者ジョナサン・ローチ書評 2

「言論の自由の原理」は、女性、黒人、は知的世界、科学の世界に近づくことを長らく拒否されてきた。が、いまや、そういう事はない。 真相を暴こうと名乗り出る人たちを「レイシスト」「差別主義者」と罵倒することは、科学を政治的圧力に置き換えようとする…

「表現の自由を脅かすもの」著者ジョナサン・ローチ

すべての人は意見、信念によって罰せられるということはない。 間違った信念は犯罪ではないからである。 どんなに不愉快でも、不愉快にねるという作用と暴力とは異なる。 「言葉の暴力」などというものはない。 「人を傷つける言葉」「「言葉で苦しめる」と…

汚辱の朝鮮史 ヘンドリック・ハメル「朝鮮幽囚記」書評

ヘンドリック・ハメル「朝鮮幽囚記」より 1655年、日本は徳川幕府四代家綱、李氏朝鮮は孝宗(ヒョジョン)の時代。 父、仁祖は現代韓国では傀儡王とも非難される。清国に跪いて臣下の礼を取らされたのが、孝宗(ヒョジョン)の父である。 この時代にオラ…

台頭する反ヘイト 反差別原理主義と言論の自由の危機

環境原理主義、女権拡張原理主義、反植民地原理主義、反グローバリズム原理主義、反ユダヤ国際金融資本原理主義、反市場原理主義、反大企業原理主義 1970年代のアメリカは、消費者運動原理主義が全盛 日本ではこれを「週刊金曜日」が「買ってはいけない…

戦後左翼の源流 日本共産党「転向」の実相と現代

「転向」についてウィキペディアを確認したところ、到底、本質をとらえる説明をしているとは言いがたいので、ここにまとめて起きたいと思う。 戦前の日本共産党に起きた「転向」の雪崩現象にはふたつの類型があり、その二つの類型はそれぞれに大きな意味を持…

世界のヘイトスピーチ禁止法の例

1.デンマークには、市民権法というものがあって、「人種」「宗教」「民族」「性的嗜好」によって公然と脅迫、侮辱、軽蔑することを禁じている。 たとえば、未婚の同棲や同性愛を新聞に投書した女性も、その編集者も訴追された。 ♯異端・審問Inquisition 2…