人治でなく法治大統領選ばなくては 中央日報が次期大統領に期待
「私たちはこれまで多くの元大統領の人治を数えきれないほど目撃してきた。しかし今回のように具体的な証拠が提示されず運良く弾劾までは行かなかったと言える。そうした意味で見るならば朴前大統領は「なぜ私だけそうなるのか」と悔しさを訴えることができる。」
と、中央日報の記事は語る。
だが、実際は、朴槿恵以前の歴代大統領の場合は、少なくとも盧泰愚以後、すべて、証拠がそろって、有罪判決が出ている。本人または、身内の収賄容疑判決で有罪確定判決が出ている。今回の場合は、崔順実(チェ・スンシル)被告でさえ、有罪が確定していない。
要するに、なんとなく、気にくわないというわけでろうそくデモで圧倒してしまったわけだ。すごいねえ、韓国は。
ところが、朴槿恵の場合、「被請求人(朴前大統領)の違憲・違法行為は国民の信任を裏切ったもので、憲法守護の観点から容認することはできない重大な法背反行為」という循環論法そのものではないか。
国民の信頼を裏切ったから、国民主権に反する、国民主権に反するのは憲法違反だというのだ。アホか。
そもそも、刑事裁判にかけて有罪になってもいないのに、憲法裁判所で判断したら、そういう循環論法になるしかないではないか。証拠提出は刑事裁判に出すもので、刑事裁判はまだやってないんだから。ばかだねえ。ほんとに。