2019-01-05 河上肇「貧乏物語」について 河上肇「貧乏物語」には、貧困根絶について、 「富者の奢侈を廃止すること」 「生産手段を国有化すること」のふたつが挙げられている。 富者の奢侈があればこそ、たとえば航空交通は発達しただろうことを河上肇は考えない。 国有化、すなわち計画経済の矛盾を河上は予測し得なかった。